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PHPカンファレンス福岡2025に初参加して感じたこと
こんにちは!M.Hです。
PHPカンファレンス福岡2025に初めて参加して、感じたことをお話ししたいと思います!
今回が最後の開催ということで、この特別な機会に立ち会いたいと思い参加を決めました。
結果として、もっと早く参加すればよかったと思える充実した1日になりました!
目次
会場に入って感じたこと
会場に入って最初に感じたのは、参加者の多様性でした。学生らしき若い方からベテランエンジニアと思われる方まで、本当に幅広い世代が集まっていて、PHPコミュニティの懐の深さを感じました。
そして個人的に親近感を覚えたのが、複数の会場で同時にセッションが行われるスタイルです。普段よく音楽フェスに行く私にとって、「どのステージ(会場)を回ろうか」と考えながらタイムテーブルを見る感覚が、フェスで「次はどのアーティストを観ようか」と悩む感覚と似ていて、不思議とワクワクしました!

各会場の規模は異なりますが、どの会場も座席に余裕があったのも良かった点です。
立ち見になることもなく、自分の好きな位置に座ってセッションに集中できました。
印象に残ったセッション
今回のカンファレンスでは、多くのセッションが「AI時代のエンジニアリング」をテーマにしていたのが印象的でした。その中でも特に3つのセッションが心に残っています。
AI時代だからこそ学ぶべきPHPの基礎
このセッションで最も共感したのは、「AIのアウトプットを手放しに利用するのはまだ難しい」という話でした。
AIに何かをアウトプットしてもらうには正確なコンテキストを伝える必要があること、そしてアウトプットされた内容が本当に正しいのかを人が評価する必要があることを強調されていました。
これは日々の業務でAIコーディングアシスタントを使っている私にとって、非常に腑に落ちる内容でした。確かにAIは便利ですが、ビジネスの背景やお客様のニーズ、技術的な制約といったコンテキストはAI側には見えていません。結局、それらを適切に言語化して伝え、出力結果を正しく評価できる専門知識があって初めて、AIの力を引き出せるということですね。
AI時代だからこそ基礎知識が重要という、一見逆説的だけど本質的なメッセージが心に残りました。
AI時代だからこそ抑えたい「価値のある」PHPユニットテストを書く技術
AIがコードを大量生産する時代において、テストの重要性がますます高まっているという話が印象的でした。
テストコードの「高速性」「信頼性」「移植性」「可読性」という4つのポイントを挙げ、具体的なアンチパターンと対処法を紹介されていました。特に「英語至上主義」や「勘違いドライ原則」など、実際にやりがちな失敗例が自分の経験と重なる部分もあり、思わず苦笑いしてしまいました。
AIが書いたコードを検証するガードレールとしてのテスト、そして人間とAI双方にとっての「動く仕様書」としてのテストという視点は、これからの開発スタイルを考える上で参考になりました。
予防に勝る防御なし(2025年版) – 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント
「堅牢なコードとは、悪いコードに絆創膏を貼ったものではない」という言葉から始まった本セッション。自動テスト以前の設計段階でバグを防ぐための具体的なテクニックが紹介されました。
特に印象に残ったのは、型システムを活用して「誤った使い方ができない設計」を目指すアプローチです。
プリミティブ型への依存を減らす
例えば、検索期間の始点と終点を単なる DateTime や string で渡すのではなく、DateTimeEndpoint や DateTimeRange といった専用の型(Value Object)を定義する。これにより、「始点は含まれるが終点は含まれない」といった暗黙のルールを型の中に閉じ込め、利用側が意識しなくても正しく扱えるようになります。
PHP 8.2以降の機能活用readonly クラスや Constructor Property Promotion を組み合わせることで、堅牢な不変(Immutable)オブジェクトを簡潔に書けるようになったという話は、すぐにでも業務に取り入れたいと感じました。
また、PHP 8.5で導入予定の #[NoDiscard] アトリビュート(戻り値を無視すると警告が出る機能)や、clone with構文など、最新の言語機能を活用した「防御的プログラミング」の進化にも触れられており、PHPの進化を追う重要性を再認識しました。
「正しく使うほうが簡単で、間違った使い方をするほうが難しいインターフェース」を目指すという指針は、今後の設計における大きな道標になりました!
もらったグッズたち
受付で、参加者特典としてPHPカンファレンスのキャラクターがプリントされたトートバッグをいただきました!

さらに驚いたのが、会場に「ご自由にお取りください」と置いてあったTシャツです。同じくPHPカンファレンスのキャラクターがプリントされたもので、生地もしっかりしていて、正直「こんなにちゃんとしたTシャツを無料で配っていいの?」と思ってしまいました。

スポンサーブースを回っても、様々なノベルティをいただけました。スマホスタンドやPhpStormのバッジなど、実用的なグッズばかりで嬉しかったです!
まとめ
最後のPHPカンファレンス福岡、参加して本当によかったです。
普段の業務ではLaravelやVue.jsを使った開発が中心ですが、今回のカンファレンスでは「AI時代のテストの価値」「型を使った堅牢な設計」「コンテキストを正確に伝えることの重要性」など、日々の開発に活かせる考え方をたくさん知ることができました。
最後の開催ということで寂しい気持ちもありますが、こうした場に足を運ぶことの価値を実感できました。機会があれば、また他のカンファレンスにも参加してみたいと思います!
今回のPHPカンファレンス福岡の各セッション情報は、以下の公式サイトから確認できます。気になるセッションがあれば、ぜひチェックしてみてください!
PHPカンファレンス福岡2025 セッション一覧
また、弊社メンバーもPHPカンファレンス福岡についてブログを書いていますので、別の視点からのレポートもぜひご覧ください。
PHPカンファレンス福岡2025レポ
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