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2025/10/20 プログラミング技術系

【Laravel】ファイル名・クラス名の衝突に注意しよう

この記事を書いた人 A.I

初めまして!A.Iです。

Laravelで開発していると、「同じ名前のクラスやファイルが存在する」ことが原因で思わぬエラーに遭遇することがあります。
今回は、実際の体験談をもとに、解決方法をまとめました。

利用環境

  • PHP 7.2.34
  • Laravel 5.5.48

クラス名重複によるオートロード問題

LaravelではComposerのオートローダーを利用してクラスを自動で読み込みます。
しかし、同じクラス名が複数あるとオートローダーが迷子になり、意図しないファイルを読み込もうとしてエラーになります。

私が遭遇したケースは次の通りです:

  • ファイル名は異なるが、クラス名が同じ
  • composer install を実行した際に衝突し、以下のエラーが発生
  • 参照したいファイルとは別のものが読み込まれ、Webページが正常に表示されない

実際のエラー例:

PHP Fatal error:  Cannot declare class SomeClass, because the name is already in use

解決方法

クラス名が重複している場合の一般的な解決策は以下の通りです:

  1. クラス名やファイル名をリネームして、ユニークな名称にする
  2. composer dump-autoload や再度 composer install でオートローダーを再生成する

私の場合は、不要なファイルだったため削除し、 composer dump-autoload で解決しました。

マイグレーション重複による実行エラー

マイグレーションは、ファイル名とクラス名で管理されています。
そのため、同じファイル名・クラス名のマイグレーションを追加すると、php artisan migrate 実行時にエラーが出ることがあります。

私が遭遇したケースは次の通りです:

  • 既存のマイグレーションファイル名・クラス名と重複するファイルを追加作成
  • php artisan migrate で以下エラー発生

実際のエラー例:

Table already exists

解決方法

ファイル名とクラス名を変更し、再度マイグレーションを実行して解決しました。
※ファイル名とクラス名が相違していても、エラーが発生するため、変更時は注意しましょう。

まとめ

Laravelでは、意図せずクラスやファイル名の衝突によるエラーが発生することがあります。

対策として、以下を意識しておくと安心です:

  • クラス名はプロジェクト内でユニークな名称にする
  • マイグレーションファイル名・クラス名も重複させない
  • コードを解析してくれるツールやAIを利用して、作成時にファイル名やクラス名をチェックする

あまり頻繁に起こるエラーではありませんが、私も実際に経験して混乱しました。
作成時に気をつけるだけで、思わぬトラブルを避けられるのでおすすめです。


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